大阪の化学会社アテクトの株価推移などの投資情報

大阪府東大阪市に本社を置く化学会社に、株式会社アテクトがあります。半導体保護資材の分野では世界トップクラスを誇る企業です。同社はその株式を東証ジャスダック市場に上場しています。ではここで、過去1年間のアテクト株の値動きについて簡単に振り返ってみましょう。
2015年最初の取引日となった1月5日、アテクト株は763円という始値、および780円という終値を付けました。その後、1月16日には723円という安値を付けますが、5月初旬まではおおむね800円をいくらか下回る水準で横ばいの値動きを続けます。しかし、2015年5月11日、アテクトは投資家たちの注目を集める発表を行い、事態は一変します。ダイヤモンドに次ぐ高い硬度を有する炭化ホウ素セラミック結晶体を得ることに同社が成功した、という発表がなされたのです。この日、アテクトの株価は高騰し、前日比150円高となる959円を付けました。これはストップ高となる急伸です。今後の事業展開を期待してアテクト株を手に入れようとする投資家もいれば、技術面での詳細を理解できないのに単にその流れに乗って注文をかける投資家なども現れ、この後の数日間、アテクト株への過熱感は冷めることがありませんでした。結局、5月14日には年初来高値となる1,589円を記録します。これは年初の株価のほぼ2倍となる高値です。数日後、落ち着きを取り戻した株価は値を下げますが、それでも1,000円前後での値動きを続け、年末までその水準を維持しています。2015年12月30日、1年最後の取引は1,003円という終値で終了しました。なお、同社株の単元株数は100株ですから、10万円ほどの資金があればその株主になれます。